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ビザのはなし

by 弁理士 田中智雄

9年間タイに潜伏していた元弁護士のニュース。

パスポートやビザはどうしていたのだろうと興味深い点が多々。

さて外国に居住するときに一番気を使うのがビザとパスポート。

これを紛失したら自分を証明する方法がありません。

日本人の場合、ほとんどの国で査証免除ということもあり、自分もビザを取得したのは中国が初めてでした。

当時、パスポートとビザの違いも分かないまま、池袋のビザ業者に問い合わせ、面倒なので期間が一番長いビザを取得してもらいました。

今では発行できない、90日マルチの2年。

あとあとから知ったことですが、このビザを取得できるのは特別な人。

行く先々で偽モノと間違われ、かざしたり、問い合わせをされたりで、役所に行く場合は面倒なビザでした。

それまで就労ビザがなくても法人登記ができるという査証実務だったのですが、突然、運用がかわり泣く泣く便利なビザを諦め就労ビザに切り替えることにしました。

話しによると、最近、また就労ビザでなくても法人登記ができるという話しもあり、めまぐるしく変わる中国の運用には本当に手こずらされます。

日本のように通達が徹底しており、全国どこの行政でも同じように運用する国にいると理解しずらいのですが、中国の場合、地方によって運用がかわり、人によって運用が変わるという厄介な国です。

なので日本で事前に調べていっても現地で全く通用しないということが多々あります。

そんな中国の行政手続きに泣かされる人のなかには、なぜ、どうして、と思う人もいるかもしれませんが、その疑問に対する答えはありません。

答えはただひとつ、中国だから。

中国に長くいる人たちは、みんなこんな考えです。


弁理士 田中智雄
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